abstract | 近年,日本においても電子書籍が普及しつつあり,その市場も急成長を遂げている.電子書籍のリーダには,専用端末を用いるeリーダ型と,汎用端末にアプリケーションソフトウェアとしてインストールするアプリ型がある.海外ではeリーダ型が広く普及しているが,日本ではeリーダは普及せず,アプリ型が主流となっている.その原因として,日本語に対応したeリーダやコンテンツが少ないことや,日本と海外での電子書籍に対する認識の違いなどが考えられる.本研究では,日本の電子書籍市場の特徴について調査し,eリーダの認知度を高めるためのビジネスモデルを提案する.これにより,本来の「読書」に近い形での電子書籍の普及を目指す. |
keywords | eリーダ,電子出版,タブレット端末 |