| abstract | ソフトウェア開発における超上流工程に対する関心の高まりと共に，超上流工程をまとめる指針として，IIBAによるBABOKが注目されている．しかしながら，BABOK は指針を与えるのみであり，与えられた指針を実現するための具体的な手法は分析者依存とされている．本稿では，BABOKで与えられる種々の指針の内，要求に着目し，BABOKで定義されている4つの要求の各々の特徴と著者等が提案した手法の特徴を比較した結果について述べる．その結果，BABOKの各要求は著者等が提案した手法で獲得可能であり，著者等が提案した手法は，BABOKの要求を獲得する具体的手法として有用であることが分かった． |
| keywords | BABOK，超上流工程，ゴール指向分析法 |