abstract | 近年,電子マネーと呼ばれる金銭に対する価値の交換手段が社会に浸透しつつある.電子マネーが社会に広く流通するようになると,電子マネーに記憶される個人データの濫用や流出によるプライバシーの侵害の危険性が生じる.しかし,電子マネーの記憶媒体に個人情報を提供すれば,より利便性が高まるという機会も増える.そこで,本稿ではプライバシーと利便性のトレードオフについて,コンジョイント手法を用いたアンケート調査の結果を分析し考察する. |
keywords | 電子マネー,プライバシー,コンジョイント分析 |