2011年秋季全国研究発表大会

「自分との対話」のためのデジタルインターナルミラー: 自分自身との価値共創のデザイン


鈴木 省吾

1)東京工業大学大学院社会理工学部価値システム専攻木嶋研究室

abstract鏡はリアルタイムで視覚情報を映し出せるという機能によって古代から現代まで愛されているアイテムである。本研究では視覚情報だけでなく、人間の内部的な側面に影響を与えることのできる鏡の潜在能力に焦点をあてる。我々の研究の目的は、リアルタイムの視覚情報がユーザーのメンタリティーにどのように影響をあたえるかということを明らかにすることである。リアルタイムの視覚情報をユーザーに提供するデジタル鏡と、リアルタイムの視覚情報は扱わないが、我々と密接な関係にある携帯電話を使ったアプリケーションの2つのプロトタイプを作成する。これらのプロトタイプを用い、リアルタイムの視覚情報がユーザーのメンタリティーにどのような影響を及ぼすかを検証する。
keywords自分自身との価値共創,デジタルインターナルミラー,キャプトロジー


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