abstract | 政府・自治体における各種の申請や届出に必要とされる提出書類や事務手続きは、基本的には、当該法令、あるいはその施行規則により規定され、さらに主務官庁の通達等により、具体的な取り扱い要領等が補完されている場合が多い。電子化による行政サービスの効率化をはかるためには、それらの事務プロセスのBPRが不可欠とされるが、現状の法令改正のむずかしさがその妨げとなっているとの指摘が少なくない。本稿では、戸籍・住基の個人情報に焦点を当て、各種の申請・届出手続きにおける情報要件をデータモデリングのアプローチにより「見える化」し、現状の課題と考察をまとめる。 |
keywords | 電子行政,データモデリング |