2011年秋季全国研究発表大会

電子自治体実現に向けての成熟度モデルの構築の試み


有馬 昌宏1)、中土 真輝2)、吉崎 智信2)、山下 綾子2)、島田 達巳3)

1)兵庫県立大学応用情報科学研究科
2)福岡県企画・地域振興部情報政策課
3)情報セキュリティ大学院大学


abstract わが国の電子自治体の実現構想に対して,その実現がなかなか進まない現状を打破すべく,進展を阻害する要因を分析するとともに,カーネギーメロン大学が提唱するCMMI(Capability Maturity Model Integration)やマイケル・ハマーが提唱したPEMM(Process and Enterprise Maturity Model)のように,全国の基礎自治体の電子自治体実現に向けての成熟度を定量評価できるモデルの構築を目指し,試案としての電子自治体実現のための成熟度モデルを作成したので,その概要を紹介し,実際にモデルを適用した自治体からの評価と感想に基づき,提案している成熟度モデルの可能性と課題について検討する.
keywords電子自治体,成熟度モデル,有効性の検証


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