abstract | 現在, 形式的アプローチによる問題解決方法論について研究が進められている. 高原らによる "モデル理論をベースにした形式的アプローチと問題解決の実装" について, 多くの論文があり, 書籍も出版されており, そこにはいろいろなタイプの問題とその解決のためのプログラミングについて解説が掲載されている. そのアプローチでは集合論による定式化とその実装言語の一連の取扱いについて掲載があるが, 定式化と実装の間の対応が, 取り扱う問題により異なるという問題が生じる. 本論ではその問題点とその改善の方法について述べる. |
keywords | 形式的モデリング,問題解決,集合論 |