abstract | 組織を評価する場合には、従来は組織構成員へのアンケートを行い、統計的に判断してきた。つまり、組織の構成員の自己認識として組織の特徴や構成員同士の関係が他の組織と比べてどのように異なるのかという相対比較により特徴を出してきた。この手法はある程度のデータ量がそろうことで成立している。しかしながら、そのアンケートをベースにする手法では構成員の問題解決に対する癖などの組織文化を測ることが難しい。そこで、我々は作為的に作ったシナリオに対してアドバイスをしてもらう状況を設定し、アドバイスをするシーンを分析することで組織評価を行う手法を開発した。それを使って会社の特徴や経年変化に関して調べた結果を報告する。 |
keywords | 組織評価,キーフレーズ,問題発見・問題解決 |