ごあいさつ
伝統の技・文化は、頑固さと一徹さがあってはじめて、その中にある「ほんもの」を伝承することができます。この頑固一徹はまた、時代を超えて「ほんもの」の新鮮さを保つ力となります。一方、「ほんもの」にこだわりつつそれを異なる視点で捉え直すことも、その時代における「ほんもの」の新たな価値の源泉となります。
石川・金沢には、このような伝統が今に息づいています。本大会では、これらを受けて『伝承とイノベーション』をテーマに掲げ、議論に供したいと考えています。
大会二日目の二つの講演も、この主旨に沿った内容でお願いしています。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
なお、今大会では、11月16日(金)の午後に『伝承とイノベーション』の一端を見聞していただく『現地研修』(定員25名)を企画しています。こちらにも奮ってご参加ください。