1) 宮城大学
Abstract | 最近、モバイルワイヤレス分野で発生している劇的な構造変化は独自のエコシステムを構成している。そして、消費者が垂直的制約に妨げられないが故に優れていると見られていた“オープン”とは、その構造はかなり異なる様相を呈している。ドコモのi-modeは、この変化で先行したが、“クローズ”であった。そして、各種アプリケーションを厳しく管理する手法を取った。現在、市場を席巻しているアップル等の取組みは、その延長線上にあり、各種レベルの“クローズ”を特徴としたエコシステムを構成している。そこで、このような変化がどのようにして発生したかの分析を行うとともに、日本企業のこれからの可能性についても考察する。 |
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Keywords | モバイル・ネットワーク,エコシステム,オープンとクローズ |