1) 金沢大学
Abstract |
TOCを効率良く実施するためのスケジューリング手法としてDBRがある。この手法は、制約工程を特定し、それを最大限に活用するスケジューリング手法であるが、その特定および製造環境の変動による制約工程の移動への対応が困難である。特に、制約工程の移動においては、各工程の仕掛り在庫の再設置に伴う余分なコストの増加やスループットの低下が起こる可能性がある。 そこで、本稿では、このような状況から、製造環境の変化に対する柔軟性を保ちながら生産システムの全体最適化を図るために、DBRの代わりにPull-Push 型生産の概念を活用した新たなTOC スケジューリング手法を提案する。 |
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Keywords | 全体最適化,TOC スケジューリング,Pull-Push |