1) ものづくりAPS推進機構
Abstract | 最近3年間の外国為替市場での円高は、我が国の工業部門や商業部門に衝撃を与えている。そこで、標準的な成長会計分析の枠組みを適用し、3要素生産関数を仮定して、総括、設備、情報、組織の各利益率を求める。東京証券取引所第一部の各部門ごとに、見積(pro forma)キャッシュフロー上位10%の企業を選び、2004-08年度と2007-11年度の両期間の分析結果を比較検討する。つぎに、この分析結果にもとづいて幾つかの企業を選び、見積キャッシュフローを変化させて得られる各利益率の軌跡から、そのビジネスモデルを考察する。 |
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Keywords | ビジネスアセスメント,円高,収益構造 |