1) 電気通信大学
2) 独立行政法人産業技術総合研究所
Abstract | マーケティング分野においてPOSデータを用いた分析、研究などが幅広く行われている。しかし、POSデータでは顧客の最終的な行動結果のみのデータしか得られず、顧客の店頭における商品選択過程の情報を得ることができない。顧客の店頭における商品選択過程の動向が分かれば、メーカー(企業)はより細かいマーケティング戦略を企画できる。本研究では、迷い時間を説明する商品特徴を明らかにすることを目的とする。そのために、店頭における顧客の商品接触過程が把握できる店頭アクセスデータに対し、棚割り、ブランド、機能、価格に焦点を当て、重回帰分析を行っている。その結果、顧客の迷い時間の増減を説明できる商品の特徴が分かった。 |
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Keywords | マーケティング,店頭アクセスデータ,消費者行動 |