一般社団法人経営情報学会-2013年春季全国研究発表大会大会テーマ「」

大会校からのご挨拶


 本大会のテーマは「成熟情報社会での経営」,副題として「機会の創れ(うまれ)、人の紐帯、感動の弾けり」とそえています。
 キーワードは「成熟情報社会」です。情報社会という言葉が使われるようになって何年もたち、すでに,「成熟情報社会」と言ってもよい時期にはいっています。そこで「成熟情報社会」での経営は如何にあるべきかを問うテーマといたしました。
 情報社会が成熟したとき、経営は何に注目するべきでしょうか。第1は、経営の機会がうまれやすくなってきていることです。新しい経営の機会を創造するための基礎構造として、情報技術活用が社会,人々のすみずみまで及んでいます。第2には、人々の結びつき、すなわち紐帯が、いかようにでも広がるようになった点です。第3は、あらゆる情報にあらゆる人々が接することで、いままでにない新しい感動が弾けることを可能にするはずです。
情報社会が成熟ステージにあるのではないかと考えつつ、活発な議論ができる大会となりますよう,慶應義塾大学関係者一同,皆様のご参加をお待ちしております。