1) 東京工業大学大学院
2) 株式会社三菱総合研究所
Abstract | 職場リーダーのあるべき姿について議論されることがあっても、お互いの認識の差を埋めることは困難である。これら認識のズレをいかに埋めるかについて、過去のリーダー研究では取り上げられていない。我々は、認識の差を明らかにするために、マーケティング分野で使われるペルソナ手法を適用した。ペルソナ手法はコンピュータソフトウェア開発のユーザインタフェース分野で使われ始め、今は製品開発の分野で広く使われている。本稿では、ペルソナを効率的に設定するため、直交表を活用した。簡易なアンケートによって、回答者の認識の差を捉えることに成功した。一連の手続きによって、職場リーダー像についての回答者の認識のバラツキを、いかに揃えるかについて示す。 |
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Keywords | ペルソナ,人材育成,リーダーシップ |