「新たな社会資本投資とダイナミックケイパビリティ」

相原 憲一1)、佐藤 和枝1)、奥山 睦2)、久米 信行3)

1) 一般社団法人絆塾
2) 株式会社ウイル
3) 久米繊維工業

Abstract 本パネルセッションでは、時代の変化に対して新たな価値生む資本投資はどのような現実なのかを多面的に最初に整理してみる。同時に、ありたい姿と現実の姿のギャップは何なのか示すことで投資のあり方の道筋を示す。その際、よく言われる社会関係資本が果たす投資効果を客観的に論じ、併せて陳腐化する関係性を生み出す懸念にも着目する。ここでは、ダイナミックケイパビリティとは既存の関係性のジレンマを察知して別の関係に切り替えて新たな価値を生み出す能力と解釈する。その切り替え能力とは何か、また関係性を継続的に生み出す仕組みも論じる。そこでは、文化芸術や自然という新たな資本、シニア強みである知識の組み合わせに着目する。
Keywords 社会資本,イノベーション,ダイナミックケイパビリティ
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