1) 横浜国立大学大学院国際社会科学研究科
Abstract | 技術変化が頻繁に伴う状況下での戦略マネージメントとして、ダイナミックケイパビリティがあげられる。しかし、ダイナミックケイパビリティとは、変化に応じるプロセスであり、企業の存続・成長を意図したものではない。技術が安定した時には、通常業務を支えるケイパビリティも企業には必要となる。したがって、市場状況に応じるため、ケイパビリティを使い分けることが、企業の存続・成長には欠かせない。本研究では、インターネットサービス業のグリー社を事例に、市場状況とダイナミック、オペレーショナルなケイパビリティの関係性から企業成長の要因を調査した。 |
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Keywords | ダイナミックケイパビリティ,ケイパビリティライフサイクル,インターネット企業の戦略論 |