スキャン・パネル・データを用いた加工食品の購買行動分析

○大谷 智洋1)川岸 賢弘1)生田目 崇2)

1) (株)NTTデータ
2) 中央大学

Abstract 日本市場の動向として今年度から消費税が8%になり,来年度には10%にまで増税されることが予定されている.
こうした背景から消費者は節約へと意識が向かっている.
こうした消費者の購買意識が下がっていく中で,より多く購買を行う消費者を維持する戦略が各店舗により行われている.
しかしそのようなユーザはごく一部であり,店舗として売り上げを伸ばすためには,そのような消費者以外,つまり多く購買している消費者層「以外」へのアプローチや施策というものが重要になってくる.そこで,およそ70\%の人が,一番節約したいと思われている「日々の食費・飲料費」の商品に着目し,店舗側の視点に立った上での購買状況を把握する分析方法を提案する.
In Japan the consumption tax is raised up to 8%, and will be raised up to 10% in the next year again.
So, many consumer tend to save buying.
In contrast, many stores work retention strategy for good customers like FSP.
However, these good customers are not all customers, so it needs the other strategies for many of "ordinal" customers.
In this study, we propose a analyzing method to grasp the buying behavior, especially we treat proceeded foods that are thought as the most saving goods for many consumers.
Keywords マーケティング,ブランドスイッチ,価格
marketing,brand switch,price
前に戻る
Copyright 2014 @ The Japan Society for Management Infomation.