一般社団法人経営情報学会-2014年春季全国研究発表大会

○鈴木勝博¹⁾

1) 早稲田大学

Abstract	本発表では、国内の基盤技術をになう研究開発型の中小企業へアンケートをおこない、イノベーションの創出状況について定量的に俯瞰する。他国との比較ができるように設計したアンケートにより、国内中小製造企業におけるプロダクト・イノベーションの創出率が、国際的にも高いことを示す。加えて、研究開発費、特許、プロセス・イノベーションへの取り組み等を考慮しながら、画期的なプロダクト・イノベーション創出のための成功要因に関する　パネル分析の結果について報告する。企業の年齢は、画期的なプロダクト・イノベーション創出のためには有意に負に寄与するが、出願特許やプロセス・イノベーションは有意な正の寄与を持つ。
	In this paper, we briefly overview the strength of innovative activities in domestic SME's which supports manufacturing industry, by means of a massive questionnaire survey. It is shown that the innovation rate concerning new-to-market product is quite high in Japanese high-tech SME's. We also discuss the results of panel analysis to investigate the success factors to invoke innovations.
Keywords	イノベーション，研究開発，中小企業
	innovation，R&D，SME