イノベーション実現のための技術フレーム共有
ウェブアプリケーション普及のための標準化戦略
1) 立教大学大学院ビジネスデザイン研究科
2) 慶應義塾大学SFC研究所
Abstract | IoTなど、多様なコンポーネントがネットワークを介して連携して提供されるサービスの設計には、コンポーネント間の相互可用性を実現する標準仕様の策定・普及が必須条件となる。つまり今後のイノベーションは、その実現に必須となる機能が実装された標準仕様について、技術的な位置づけの共有、つまり共有された技術フレームの形成が必要となる。本発表では、IoT時代のイノベーションに必須となる条件を整理するとともに、標準仕様に標準仕様に要素技術を盛り込むことでイノベーションを実現した事例であるウェブアプリケーションの実現・普及プロセスを分析し、技術フレームの共有に必要な要素を抽出する。 |
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Services provided by cooperation among various components through the Internet never realize without standardization for interoperability. Therefore every innovator faces difficulties in building collective technological frame in developing standards. This presentation derives of key success factors to realize innovation based on the premise of connected over the Internet through the case study of web applications diffused by implementing elemental technologies in and out of the standard setting organization, and tries to develop theory of innovation strategy. | |
Keywords | オープン・コラボラティブ・イノベーション,コレクティブ・テクノロジカル・フレーム,標準化戦略 |
open collaborative innovation,collective technological frame,standardization strategy |