デジタル戦略とアーキテクチャー研究会 主査：増田 佳正 幹事：岡野 寿彦
８月１４日にAMCIS国際会議採択Workshop「Next Generation IS Leaders – Roles for Educational Institutions and Professional Associations (SIGLEAD)」が米国ソルトレイク・シティにて開催され、現地時間AM8:30～AM11:50にて活況の中、進行しました。「デジタル戦略とアーキテクチャー研究会」の主要テーマである「IS Leadership, Education for Digital Strategy」に関連する活動としても行われています。以下に会場のPhotoを掲載します。また、Global AIS Rankingにて4月～7月迄と同様、９月上旬にも再度世界１位にランク、10月に入っても世界2位にランクインして安定しています。この件も下記(*)部分にて説明しています。
当WS講演およびPanel Discussionの内容としては、2022年12月にICIS国際会議(デンマーク開催)にて「AIS – Outreach Practice Publication Award」を受賞したBook(著者:増田)のデジタルIT時代のデジタル・トランスフォーメーションの進め方(AIDAF Framework)でのAI戦略策定と適用・推進の在り方を増田より説明し、「Major changes in technology and adoption」「Transdisciplinary nature of IS/IT (e.g., CS, IS, SE, law,)」「CIO, Chief AI Officer, etc. leading digital innovation, how to prepare next gen」「Industry partnerships for experiential learning, skills gap」等のTopicsでの各討議を、私(Yoshi Masuda)と米国(Prof. Anitha, Dr. Jing Tang, Dr. Sam), カナダ(Dr. Stephane)の各教授陣,およびISACA(Jeff – Sr. Dir, Academic Relationship)より実施、参加者とのディスカッションも活況の中進められました。
現地の参加者としてはPanelistが10名(ほか相当数の参加者)で主に米国・米大陸のProfessorsから成り(参加者はPhD Researchers)、その後の私が議長を担当したTrack Session (SIGLEAD – IT Profession)も含めて活発な議論や質問が執り行われました。
米国でのPanelist(Professors)や参加者 からは「昨年からのAI(Artificial Intelligence)の潮流を受けて経営情報学分野の方向性が見えにくくなっていたが、より明快になり、ためになった」「今後のDigital Transformation時代のLeadership育成や組織の在り方の研究・教育の推進に役立てたい」とのコメントがあり、カナダからの参加者(Professor, Researcher)からも「内容がためになった」とのコメントや「今後のAI時代のDigital Strategy策定の在り方についてデザイン思考アプローチの推進を含めて、どのように今後の教育の方向を考えればよいのか」といった議論も活発になされました。
今回、成功裡のWS/Panel開催も受け、AMCIS国際会議の後半でのGlobal Meetingにて私のVP(Vice President – Leadership in IT分野)へのNominationの発表があり、更にGlobal AISでの選挙の結果、VP positionに選出されました。
今後、来年以降もAIS Global SIGLEAD等を中心にAMCIS, PACIS, ECIS, ICIS国際会議での同分野のWS, Trackに関する計画も挙げられ、更なる展開が期待されています。
(*) Global AISにて分析評価を行っている「Global AIS Engagement Ranking」において、増田が2024年4月～7月に続き、2024年9月上旬にも世界ランキング１位にランクインし、10月に入っても世界2位にランクインしており、安定して世界3位以内を維持してきました。この世界ランキングは、Global AISが各種Social Tool(Facebook, LinkedIn等)や各Website上でのPosting, Comments, Sharingの状況について、全体で5700名を超えるメンバーの中で統計的に収集し分析した内容も反映しているとのことで、2023年の「Outstanding Service Award to Leadership in IT(SIGLEAD)」、2022年の「Global AIS – Outreach Practice Publication Award」の２年連続Global AIS Awardを受賞してきた経緯(参考URL: https://www.jasmin.jp/20240322-01/ )へのGlobal AIS コミュニティでの反響に起因しているとの複数の米国・米大陸のProfessorsからの情報を受けています。
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