当研究会について
当研究会の概要
令和元年度版通信白書によれば、携帯電話をはじめとする移動通信サービスの黎明期の終わりは1993年とされ、2023年はそこから数え30年目の節目の年にあたります。黎明期以降、携帯電話普及開始期、フィーチャーフォン全盛期、スマートフォン登場・普及期と変遷する過程は、制度改革等を契機とする事業者間競争の加速、PHS事業の開始と終焉、ガラケーと呼ばれた日本独自の進化、スマートフォンへの移行(androidおよびiPhoneへの収斂)、3GPPによる標準化など経営学のテーマの宝庫です。
しかし、時間の経過とともに一次資料は散逸し、当時の関係者から情報収集できる機会も減少しつつあります。また、通信サービス事業者に加え、規制当局、機器製造事業者などその裾野は広く、個々の研究者の努力だけで、これらの情報収集・整理することは困難です。
そこで、料金、サービススペックといった公開資料、関係者へのインタビューなどにより政策・戦略策定経緯等を研究部会として調査し、個々の研究活動の基礎資料足りうる研究コミュニティの共有基盤を形成することを目的とし本研究部会を設置しました。この共有基盤に基づき,メンバーが新たな研究成果を創出していくことを企図しています。
役員一覧
- 主査:歌代 豊(明治大学)
- 幹事:宮元万菜美(開志専門職大学)
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会員募集・お問い合わせ先
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res.mobile-com【at】jasmin.jp
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