abstract | 企業情報システムの要件定義において、ベテランSEと初心者では品質に非常に大きな差が生じる。この差を解消し、要件定義の品質を左右する2つのポイントに絞った要件定義の方法論を開発した。この2つの視点は、従来あまり取り上げられなかった新たな視点に基づくものである。
はじめに方法論の概要を解説する。次に、本方法論の特長である企業が持つ業務運用能力と企業風土の捉え方について分析する。そして、それらを踏まえた方法論の取り組みについて説明する。最後に、本方法論の日本の情報システム開発への貢献についても述べる。
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keywords | 企業情報システム,要件定義,新たな視点 |