2011年春季全国研究発表大会

知的生産性のマネジメント:会議・打合せの実測・評価フレームワークの検討

草間 亮一1,2)、注連 隆夫3)、河合 英紀3)、國枝 和雄3)、仙石 慎太郎2)、末松 千尋4)

1)京都大学 大学院工学研究科 機械理工学専攻
2)京都大学 物質-細胞統合システム拠点
3)NEC C&Cイノベーション研究所
4)京都大学 経営管理大学院


abstract本研究では、知的生産活動の生産性を向上させるメカニズムの探求と、実用のためのツール・システムの開発を目指している。本稿では、典型的な知的インタラクションである会議・打合せ活動に着目し、トランザクションに基づくマネジメント様式の確立を目指した。まず、トランザクションに基づく会議・打合せの実測・評価フレームワークを用いて会議・打合せの調査を行った。実測した会議群を、参加人数や会議目的の相違など会議を特徴付ける指標で峻別し、会議・打合せの活動が成果に与える影響について、その相関・因果関係を統計学的に検証した。以上より、プロジェクト・マネジメントと会議・打合せの生産性改善手法を仮説的に提唱した。
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