abstract | 情報システムの有機的な集合体としての企業情報システム(EIS)のアーキテクチャを構想するためには、対象の粒度に応じた方法論を適用しなければならない。本報告で述べるは都市計画アプローチは、数1000年の歴史を持つ、建築・土木工学で培われた考え方や方法論を、情報システムの世界に援用して、企業レベルの情報システムのアーキテクチャを構想する考え方である。これは個別の建物の設計思想(原理)に対して、建物の集合体の設計思想である都市計画の対比が、個別の情報システムとEISとの関係と、同様であるというアナロジーに基づいている。本報告では、EIS都市計画アプローチの「構造」、「部分と全体」、「内と外」の3つの視点の考え方と方法論について述べる。 |
keywords | EIS都市計画アプローチ,アーキテクチャ,企業情報システム(EIS) |