モバイルとパソコンのアプリケーション受容に関する日米相違

アモロソ ドナルド1)、小川 美香子2)、向日 恒喜3)

1) ケネソー州立大学
2) 東京海洋大学
3) 中京大学

Abstract 本研究では、パソコンとモバイルアプリケーションの受容性に着目し、ロイヤルティと満足度に影響する要因を日米で比較する。筆者らは、リサーチモデルを構築、仮説を導出したうえで、オンラインショッピング意識調査を日米両国で行い、仮説を検証した。その結果、モバイルでは、日米で共通して、革新性が行動意図に重要な相関を持つことが判った。一方、ロイヤルティを規定する要因として、米国では態度がより重要であるのに対し、日本では革新性が鍵となるという差異が認められた。また、モバイルではロイヤルティが日米共に満足度の強い規定要因であった。
Keywords モバイルアプリケーション,受容,ロイヤルティと満足度
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