モバイルバンキングの受容
リサーチモデル開発

アモロソ ドナルド1)、クラーク コリン1)、佐藤 修2)

1) ケネソー州立大学
2) 東京経済大学

Abstract 多くの銀行が、クレジットカード口座の残高照会、各種料金支払い、送金、ショートメッセージサービス(プル型、プッシュ型を含む)等のモバイルバンキングサービスを導入している。これらのサービスは利便性と価値を提供しており、顧客がいかに技術を受容するかを考慮する必要がある。本研究は、技術受容に関する消費者の意思決定に影響する多くの変数を調査し、その結果、自己効力感、行動意図、利用態度、ユーザー情報即応性(UIBR:認知、知識、経験、暴露)が、モバイルバンキングの主要な構成概念であると結論付けた。筆者らが開発したリサーチモデルは、米国と日本で提供されるモバイルバンキングのマーケティング手法等を定義づけるために有効であろう。
Keywords モバイルバンキング,リサーチモデル,技術受容
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