DEAによる自治体情報システム評価

渡邊 真治1)

1) 大阪府立大学

Abstract 近年の自治体の情報システム評価には自治体住民の満足度や成熟度モデルなどの導入が行われるようになってきた。情報システム評価を行う場合、システムに関する複数の項目に関するアンケート調査を行い、そのポイントを集計して評価が行われている。その場合、集計のウエート付けが問題となる。本研究では、既存の研究成果と自治体情報システムの数量データを組み合わせて、DEA(包絡線分析)の手法を用いて自治体の情報システムを検証することを目的としている。この手法は自治体ごとの評価のウエイトが変化する特徴がある。
Keywords 自治体情報システム,包絡線分析,システム評価
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