外食産業の売上予測について
‐外食チェーンのある店舗における分析結果より‐

竹村 遼1)、鈴木 達哉1)、宮本 道子2,3)、飯塚 佳代1)

1) 専修大学ネットワーク情報学部 ネットワーク情報学科
2) 秋田県立大学システム科学技術学部 経営システム工学科
3) 統計数理研究所

Abstract 外食産業、特に外食チェーン店にとって売上予測と人員のシフトコントロールは非常に重要な課題である。しかし、それらを現場の勘に頼る場合も少なくない。規模の急拡大に業務の標準化が追いついていないことに加えて、異動が多い業界にあって経験が蓄積されない状態で勘に頼ることが、売上予測が大きくはずれることが多い理由の一つとも考えられる。本研究ではある外食チェーン店の店舗の過去のデータや気象庁などのデータをもとに算出したデータを用いて売上の要因分析を行い、現状の勘による予測結果との比較を行い、新たな要素を予測に取り入れることの有効性を確認した。
Keywords 外食産業,売上予測,業務改善
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