一般社団法人経営情報学会-2013年秋季全国研究発表大会

吉川厚¹⁾、折田明子²⁾

1) 東京工業大学
2) 関東学院大学

Abstract	企業研修をはじめとする「研修」は、ただ知識を詰め込むだけではなく、得た知識を実践的に活用し、自ら問題発見や意思決定ができる人材を育てるために実施される。ただし、研修で学んだことは、知識を問うペーパーテストのみで測れるものではなく、研修効果を測り評価するには、研修のデザイン、目的、教材、教授法、講師や受講生の相性など、さまざまな要因を考慮しなければならない。本稿では、これまでに実施してきた研修を実例として、われわれが開発し実施してきたキーフレーズ発見法を用いて、これらの要因のうち何が測定できるのかを明確にしつつ、研修の効果を評価することを試み、その結果を考察する。
	As there are various factors influences on a training course, such as purposes, materials, teaching method and so on, it has been difficult to measure and evaluate the outcome of training courses. In this paper, we try to examine the results of former courses by using our “Key-Phrase Finding Method" to classify which factors can be measured.
Keywords	研修評価，キーフレーズ発見法，効果測定
	Evaluation，Key-Phrase Finding，Measurment