一般社団法人経営情報学会-2018年春季全国研究発表大会

大会プログラム

GPSデータを用いた自転車利用者の行動調査の課題と分析手法の検討

○八坂 和吏1)大方 優子2)鈴木 美緒3)吉田 健一郎4)藤田 有佑5)見持 武志6)小竹 輝幸6)

1) 明治大学
2) 九州産業大学
3) 東京大学
4) 麗澤大学
5) 株式会社藤田住環境計画
6) 株式会社ナビタイムジャパン

Abstract
近年、ICTを利用したコミュニティサイクルが国内でサービスを展開し、話題になっている。そういった中で、自転車の走行記録としてのGPSデータが観光や道路整備等に活用できるのではないかとして注目を集めている。そこで本研究では、GPSデータを用いた行動調査について既存研究を整理し、課題を明らかにする。次に、自転車利用者のGPSデータを用いた行動調査の分析手法について検討し、その有効性を探る。そして、地方自治体等がGPSデータを活用することで、どのようなことが可能になるかの考察を行う。

As community cycle services with the use of ICT become popular, it has been often discussed that GPS data with cycle driving records can be used for tourism and road construction policy. The purpose of this study is to investigate the use of GPS data for behavior analysis and to make a proposal of cyclists' behavior analysis methods. The study also discusses the possibility of practical use of GPS data for
the local government policymaking.
Keywords
GPS,自転車,情報発信

GPS,bicycle,Transmission of information
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