ICTの高度な活用によって、実現する新しい社会としてSociety 5.0が提案されました。日本の抱えている高齢化社会、ホワイトカラーの生産性向上などの課題を解決することが目的でした。
しかしながら、今春以降の新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、「新しい日常」という社会生活が提案されています。感染の一時的な収束を見たとしても、当面「新しい日常」が求められます。企業においてはテレワーク、大学においては遠隔授業など、ICTを活用した日常が展開されています。Society 5.0で目指したものと、必ずしも同じではありませんが、一気にICTを基盤とする社会に変革することになりました。
今回の研究発表大会では、この急激な社会変革の経過と今後を考えたいと思います。
東京工科大学八王子キャンパスで、お会いできることを楽しみにしていますが、状況によってはオンラインでの開催にしなければならなくなるかもしれません。懇親会については、「新しい日常」を受け入れて、オンラインでの開催とする予定です。
