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「コミュニケーション・コラボレーションシンポジウム」のご案内
 フラット化する世界、Web2.0、Googleのビジネスモデルなど インターネットが世界に普及したことで、我々の生活様式そのも のが大きく影響を受け始めていることがいろいろな場面で論じら れています。しかし、一方で、セキュリティーの脆弱性、プライバ シーや個人情報の侵害など、現在のインターネットは様々な問題 を孕んでおり、インターネット崩壊説まで登場するにいたっています。
 インターネットは、本来、中央集権的な設計を基盤にするのでは なく、参加したい人が限りなく小さなルールでThe Internetに 参加することで世界中に接続可能となる自律分散型のモジュール 構造を設計の根底思想においており、個と全体とが調和的に進化 していくアーキテクチュアが土台となっていました。このアーキテク チュアの元では、「多様性の愛し方」「異なる価値観の共生」「コラボ レーション」「市民参加型社会(企業市民)」などが世界レベルで 実現し、「創発的な情報価値の創造がいたるところで起こる」という 理想郷が実現するはずでした。しかし、現状は必ずしも理想どおり とはいっていないようです。
 我々人類の幸福実現において、理想の社会メディアはどうあるべ きか?真の持続可能な社会を目指すうえで、我々はインターネッ トにどこまで頼っていいのか、あるいは頼ってはいけないか、そし て、どのようにコラボレーションしたら我々市民にとって豊かな社会 が実現できるのかを討論したいと思います。
会議名: コミュニケーション・コラボレーションシンポジウム
日 時: 2006年9月16日(土) 15:30〜17:30 受付 15:00
会 場: 名古屋大学 環境総合館1階・レクチャーホール
市営地下鉄名城線 名古屋大学下車 2番出口から歩いて
7分程度.下記の49番の建物
http://www.nagoya-u.ac.jp/info/profile2005/p23-map-b.html
主 催: 経営情報学会東海支部「人工物進化とマネジメント」ワークショップ
協 賛: DEE21,名古屋大学大学院環境学研究科・栗本研究室,
NPO法人東海インターネット協議会
参加費用: 学会員:1,000円、非学会員:2,000円
学生学会員:無料、非学会員学生:500円
<懇親会>
会 場: 近傍の安い店を選びます。
会 費: 実費を当日徴収
時 間: 18時ごろから
参加申し込み:(コピーして幹事まで返信お願いします。)

幹事:近藤史人
mailto:fumito.kondo@hp.com (@を半角に置き換えて送信してください)
ご氏名:
ご所属:

シンポジウムに   参加 する / しない (不要なものを消してください)
懇親会に   参加 する / しない (不要なものを消してください)

パネルディスカッション:
「インターネットと社会の持続可能性をコミュニケーション・コラボレーションから探る」
司会:近藤史人、パネリスト:鈴木常彦、端山貢明、渡辺聖司
【登壇者のプロフィール紹介】
端山 貢明(はやま こうめい)東北芸術工科大学名誉教授、中京大学講師
1932東京生まれ、1957〜1959パリ国立音楽院、O.メシアンに学ぶ。 同時に社会構造及び社会メディアの変質に注目、社会動学を研究、 帰国後作曲活動と並行して、芸術的表現及び社会的コミュニケーション の支援体系としてのコンピュータ技術の研究開発を行なう。1973〜1978 国際コンピュータ・アート展を企画実施、アノニムの若者達と新しい技術の 国際交流と普及に努める。 また、社会動学、IT (Intelligent Technology, Information Technology, Interactive Technology)、メディア学を基盤として、 人の基本的存在の権利を支援する社会メディア、知性媒質等の研究開発を 行なう。作品は、ヴィオラ協奏曲(1955芸術祭文部大臣賞)他。趣味は、 古地図研究、古典落語研究等。

近藤史人 (こんどうふみと) 日本ヒューレット・パッカード(株) シニアコンサルタント
1951年名古屋に生まれる。高校時代より、中田直宏、藤掛廣幸、堀田秀雄に 師事し、クラッシック作曲法を学ぶ。1972年、現代音楽作曲理論講座にて、 高橋悠治に「ストカスティックミュージック」を学ぶ。同講座にて端山貢明に 「情報空間としての音楽」を学ぶ。その後、端山貢明が主宰するコンピュータ・ アート研究グループ「アノニム」に参加。1973年、国際コンピュータ・アート展 「Cybernetic ARTRIP」にグループ作品「アノニマススペース」を展示。1975年 日本インフォメーション(株)に入社。1984年日本ディジタルイクイップメント(株)に 転職。以後、コンパックコンピュータ(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)と合併 により会社が変遷する中、コンサルタントとして業務に従事。1998年、CD作品 「暁の界面」を発表。2001年経営情報学会東海支部において「ミームとその周辺」 ワークショップを立ち上げ、以後、ミームの研究活動を継続。日本ヒューレット・パッ カード(株)にて上流コンサルティングの業務に従事する傍ら、作曲活動を継続。 「世界ミーム博覧会2005」実行委員長。「ミームを考える会」代表。趣味はサッカー。

渡辺聖司 (わたなべせいじ)
湘南出身の長久手住民。葉山〜茅ケ崎を中心に過ごしていました。夢を追いか けて、商社マンとして世界に羽ばたいて、アメリカで駐在したり、インドで会社を 作ったりの経験を経て、万博がくるタイミングで会社を卒業しました。企業の活動 の中で、誠実とバランスを学び、趣味はフルート。  (http://www.geocities.jp/workshopjoy/index.html) 万博の市民参加で幅広い 階層の方々と知りあい、大交流に感動しました。学んだものをプラスしてコミュニ ティの持続を課題に、今は長久手町で、町づくりに熱中しています。万博から学 んだこと、交流の価値、人の営みの反省。文化の多様性そのものの価値。今、 向かうべきは自然回帰と人間性回復、女性の役割の見直しなのではないだろう かと思っています。後戻りのできない人間社会の進化に技術革新だけで追いつ くだろうか疑問を持っています。日本人の感性に自信をもって、それぞれの立場 で公に踏み出す決心を引きだしていくために、刺激を与える活動を推進したいと 思っています。世の中変えるには、下からの盛り上がりを上が受け止めることが 必要と思い、長久手の町の新しい文化を作るため、「町づくり勉強会」をスタート しました。既に始まっている土作りプロジェクトは、完全有機農法の確立を目指 して本年夏野菜の収穫が始まったところです。エネルギー水素バイオマス、動 画ブログを目指すITnet環境へ。長久手クラフトプロジェクト。域内交通。高齢者 いきいきプロジェクトなどがそれぞれの独立したプロジェクトとしてスタートする 予定です。

鈴木常彦 (すずきつねひこ)中京大学教授、(株)リフレクション取締役
1962年高山生まれ。1990年中部電力をインターネットに接続。1992年に誕生し た東海インターネット協議会に加わりインターネットの啓蒙活動を継続。1995年 から2000年までISPでネットワーク運用に従事。2000年仲間と(株)リフレクション を立ち上げ、2002年より中京大学講師を兼任。現在、中京大学情報理工学部 助教授、(株)リフレクション取締役、NPO法人東海インターネット協議会理事。 Spam対策やDNSの脆弱性研究を通してインターネット原理主義者からインター ネット崩壊論者に転身。酒好きなミーム研究家。参照:「虚しきインターネットの宴」http://www.suzuki.sist.chukyo-u.ac.jp/utage.html
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