一般社団法人経営情報学会-2018年春季全国研究発表大会

ご挨拶

 ビジネスは科学すべき領域であるとの主旨で筑波大学東京キャンパスにビジネス科学研究科が設立されたのは2001年のことでした。当時の「ビジネスとはCCC(Challenge for Chance of Change)である」という主張には共感を覚えました。そして、最近のビッグデータ、人工知能、機械学習、IoT、Industrie4.0などの用語もしくは流行語の氾濫で、研究者も実務家もとまどいがちな状況となっています。このような状況に鑑みて、本大会のテーマを「ビジネス科学の再構築」とさせていただきました。再構築するには経営情報学会の歴史は短すぎるというご意見もあるかとは存じます。しかし、我々はドッグイヤーの時代に研究開発に携わっているのです。次の世代を見据えた斬新な研究発表を期待します。皆様の参加を心からお待ちしております。